韓流時代劇
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イサンは実話なの?元ネタとなったモデルや時代設定も紹介!

イサン 実話
Aya
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韓国ドラマ『イ・サン』は実話なのか、元ネタやモデルとなった人物がいるのかどうか。

また時代設定はいつなんだろう…??

そんな風に思っている方多いのではないでしょうか?

この記事では

  1. 『イ・サン』は実話なのか。
  2. 元ネタやモデル・時代設定はあるのか。

こういった疑問にお答えしていきます!

イサンは実話なの?

韓国ドラマ『イ・サン』は、李蒜(イ・サン)という実在した人物の生涯を描いた歴史ドラマ。

フィクションではありますが、ほぼ実話と言っていいほど史実を忠実に描いているドラマです。

日本でいうところの、大河ドラマのような感覚ですね!

長く愛され続けている韓国歴史ドラマの代表的作品です!

ほぼ実話とはいえ、歴史ドラマなのですべてノンフィクションというのは難しく、多少脚色された部分はあります。

しかし、イ・サンの生涯から大きくかけ離れるような演出はありません。

歴史ロマンスのようなファンタジー性の高いフィクション要素はなく、歴史的資料を基にとても丁寧に制作されているのが特徴。

あくまで史実を基にしたほぼ実話となっています。

やりすぎた脚色ではなく程よい演出が魅力的で、歴史好きも納得の傑作!

伝記のような歴史ドラマですね。

登場人物や出来事はほぼ実話!

主人公の李蒜(イ・サン)は、実在した人物です。

朝鮮王朝22代王正祖(チョンジョ)のことですね。

彼が生前関わっていた人物や起きた出来事が忠実に描かれていて、ドラマ内のほとんどのエピソードが実話を基に制作されています。

例を挙げると、序盤に出てくる米櫃事件。

イ・サンの祖父にあたる朝鮮王朝21代王英祖(ヨンジョ)が息子(イ・サンの父)である思悼(サド)世子を米櫃に閉じ込めて餓死させた事件は有名な実話です。

英祖(ヨンジョ)と思悼(サド)世子をモデルにした作品も多くありますね!

また、ドラマの中でイ・サンが王に即位後何者かに命を狙われる暗殺未遂事件が起きますが、それも実際に起きた事件でした。

暗殺されることはありませんでしたが、何度か暗殺団に命を狙われていたのは実録として歴史書に残されています。

そのほかにも、

  • 絵画好きで、武闘系が苦手だったこと
  • 医学書『수민묘전(スミンミョジョン)』を編集
  • 水原華城(スウォンファソン)の建築

…など、ドラマで描かれていることはほとんど実際にあった実話です。

『イ・サン』のイ・ビョンフン監督は歴史書を隅々まで研究したんだって!

史実との違いはどこ?

史実をベースに作られているドラマなので、大きく違う点はありません。

しかし、登場人物に関しては少し相違点があったのでまとめてみました!

  1. パク・テスは架空の人物だった
  2. 敵対していた老論派チェ・ソクジュは存在しない
  3. ソン・ソンヨンは図画署の茶母ではなく宮女だった

イ・サンの親友であるパク・テスは、架空の人物ですがモデルとなった人物がいました。

ぺク・ドンスという人物で、イ・サンが作った王室直属の親衛隊の隊長を務めていた人物です。

親友という関係性ではありませんでしたが、王様を近くで守っていたというのは事実だったようですね!

また、イ・サンと敵対していた老論派チェ・ソクジュも架空人物です。

彼の場合も、シム・ファンジという実在人物がモデルになっているんだそう。

そして、ソン・ソンヨンのモデルとなった宜嬪成氏(イビンソンシ)も、図画署の茶母ではありません。

宜嬪成氏(イビンソンシ)は宮女からイ・サンの側室となった女性でした。

図画署の茶母という設定は、イ・サンが絵が好きだったことから制作陣が加えたフィクションなんだそうです。

史実を邪魔しない絶妙なロマンス作り、さすがです!

イサンの元ネタやモデル・時代設定も調べてみた!

『イ・サン』は朝鮮王朝22代王正祖(チョンジョ)がモデルで、元ネタは実際に起きた歴史上の出来事です。

出てくるエピソードは、すべて記録として残っている史実がベース。

イ・サンという人物がどういった人間だったのか、どのような功績を残したのか、忠実かつ丁寧に描かれています。

イ・サンの生涯の物語なので、時代設定も必然的にイ・サンの生きた1760~1800年となりますね!

この時代は、500年ほど続いた李氏朝鮮時代の末の時代。

まだ李氏一族の政治が安定して遂行されていた時期ですが、一方で様々な策略や陰謀が隠れていたのも事実です。

イ・サンも例外ではなく、何度も命を狙われていました。

1800年の急死についても、貞純王后による毒殺疑惑があるそう!

このドラマでは、イ・サンの幼少期から王として活躍し、48歳で亡くなるまでを事細かく描かれているのです。

元ネタは史実に残っているイサンの生涯

ドラマに出てくるエピソードは、すべて史実として記録に残っているイ・サンの生涯を基に作られています。

ドラマ化に伴う多少の脚色や違いはあるものの、史実と大きく違う部分はありませんでした。

ドラマを制作する際に、イ・ビョンフン監督をはじめとする制作陣は、現在残されている朝鮮時代の資料を隅々まで研究したそうです。

主役の周辺だけでなくドラマに出てくる細かい演出なども、歴史資料や文化財からイメージを受けた部分も多いのだとか。

登場人物に関しても、多少の架空設定を入れ込んだものの、すべての登場人物にモデルが存在し不自然のないように作り上げられています。

史実と真摯に向き合って制作された歴史ドラマだからこそ、国民的に長く愛されるドラマとなったのですね!

朝鮮王朝22代王正祖がモデル!時代設定は1760~1800年頃

モデルとなった朝鮮王朝22代王正祖(チョンジョ)は、思悼(サド)世子の息子で21代王英祖(ヨンジョ)の孫にあたる人物です。

正祖は1752年に生まれ、1776年(23歳)の時に王に即位、1800年に48歳の若さで亡くなりました。

よって、時代設定も1760~1800年頃となります。

彼の人生は幼少期に父を祖父に殺され悲痛な経験をしている他、常に何者かに命を狙われるなど波乱万丈な人生でした。

逆族の汚名を着せられて殺された父の名誉回復や復讐心を抱きながらも、冷静沈着で公正な判断のできる立派な王として有名です。

争いごとや武闘はあまり得意な性格ではなく、絵画や文学を愛する穏やかな性格だった正祖。

王に即位した後も、周囲の人間や国民を大切にする人格者だったようです。

ドラマでもその辺が良く描かれていましたよね!

王としての功績は、政治改革や軍事改革を行ったほか、国民がより豊かな生活ができるように尽力しました。

生涯を通して「公正であること」に注力していた正祖(チョンジョ)。

リーダーシップは見事なもので、現在でも李氏朝鮮の新時代を切り開いた名君として称えられています。

正祖(チョンジョ)は、ハングルを作った4代王世宗(セジョン)に続き最も評価の高い王様の一人です!

まとめ

この記事では、韓国ドラマ『イ・サン』が実話なのかどうか、元ネタやモデル・時代設定などもお伝えしてきました。

  1. 韓国ドラマ『イ・サン』は実話だった!
  2. 元ネタはイ・サンの生涯で、モデルは朝鮮王朝22代王正祖!
  3. 時代設定は正祖(チョンジョ)が生きた1760~1800年頃

ということでした。

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